原材料 加賀五百万石
精米歩合 55
アルコール度 16.5
日本酒度 +3
酸度 1.6
正式には山卸廃止酛(もと)(酒母[しゅぼ])と言います。
健全な酵母の働きには、乳酸が不可欠です。
この造りは自然界の乳酸菌を利用するため、山卸(櫂入れ)を廃止した古式の仕込方法であり
通常の(速醸)造りより日数が2倍~3倍必要となります。
名匠農口杜氏の得意とする技であり他の追随を許さない技術です。
和食・洋食にも良く合う、コシの強いコクと鋭いキレ味が特徴のお酒です。
山吹色(黄金色)を呈するのが特徴。
※山卸=櫂(かい)入れ作業=米を櫂棒ですりつぶす作業。
山廃とはこの山卸作業を廃止したという意味。