『白山菊酒』
白山菊酒呼称統制機構 (The Organization Hakusan Kikusake Appellation Control)
石川県白山市(霊峰白山の麓・手取川沿岸地域)に位置する5つの酒造メーカーによって構成されています。
* 目的 *
〇 白山の名水を用いて醸される高名な加賀菊酒の伝統を受け継ぎ、本物の清酒を生み出す銘醸地としてさらに発展し、高品質と個性を保ちつつ味わいの向上と顧客満足の向上を図る。
* 品質基準 *
〇「こく豊で品格ある風味」であり、各蔵元の個性が生きていること。
〇 白山市内で醸造し瓶詰めした清酒であること。
〇 原料水は、白山・手取川水系の自家井戸から採取したものであること。
〇 国産の格付け一等以上の酒造好適米であること。
〇 麹歩合は、20%以上であること。
〇 酒母は、「生酛 (きもと)」「山廃」または「速醸」であること。
〇 精米歩合は、70%以下であること。
〇「増醸」「液化仕込」による清酒でないこと。